いけばなの基本

いけばなというと、何となく「花を剣山に刺す」というイメージがあるかもしれません。実際にはどのような手順で花をいければ良いのでしょうか。いけばなの基本は、真・副・控と呼ばれている三本の枝を使って空間を演出することです。まず初めに、真となる枝を選びます。真となる枝は主役とも言える枝です。器の幅と器の深さを足して、1.5倍のしたほどの長さがちょうど良いとされています。枝の先端部分が天を向くように、10度ほど倒して刺しましょう。このとき、余分な枝をカットしながら見栄えを確認していきます。次に、副となる枝です。真となる枝が主役であれば、副となる枝は「脇役」と言えるでしょう。真の枝に対して4分の3ほどの長さが好ましいそうです。切り口をななめにすることで水を吸いやすくなり、長持ちします。多くの場合は、左の手前に45度の角度に倒して空間を作りましょう。最後に、控をいけます。名前の通り「控え」に該当する花で、副の4分の3ほどの長さで使用します。花を切るときは水の中でカットをすることで長持ちさせることができます。花全体が前の方にくるように位置を調整しましょう。このとき、花が後ろに反らないように注意が必要です。真、副、控を置いたときに二等辺三角形ができていれば見栄えが良いとされます。他に、必要であれば従枝と呼ばれる枝をいけます。本数やいける場所は決まっていませんが、あくまで真、副、控を目立たせるように使用することが大切と言えます。最後に、剣山が浸される程度に水を入れて完成です。あくまで基本となる型ですが、型にも多くの種類があります。型は空間を作るものですので、生け方を変えるだけで雰囲気も変わります。さまざまな型を学んで実践していきましょう。

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